運営理念
関わる人々の人格が磨かれていく関係性を創造し、善い社会を創る
~大人によって愛され守られ大切にされている実感を子ども達がもつ~
理念を実現するために大切にしていること(こだわり)
大人によって愛され、
守られ大切にされている実感を子ども達が持つこと
~善い社会を創っていく為に、あたたかい心を育んでいきます~
理事長メッセージ
私は両親の勧めもあって、保育養成校を卒業後に約20年間、保育園に勤めていました。
しかし、一斉画一な保育を行っている自分自身や、子どもよりも大人の都合を優先する体質の中で長年悩み、苦しんでいた中、引っ越しが決まり、保育業界から離れました。そして新たに老人介護の仕事をしようと思い、短期大学の資料を取り寄せていたところ、世の中を震撼させる事件が数多くあり、その度に大変なショックを受けました。
本来、子どもはこんな風には育っていかないはずです。
これは、絶対に社会が悪いんだと思ったんです。あんな残虐な事、普通に育っていたら絶対にしないはず。両親や社会に可愛がってもらっていたら絶対にそうはならないと感じたんです。そこで私は、善い社会創りに貢献する為に、やはり子ども達を助けてあげなくてはと思い、今日に至ります。
「関わる人々の人格が磨かれていく関係性を創造し、善い社会を創る」
を理念としているのもその為です。
そして、その理念を実現していく為に「大人によって愛され、守られ大切にされている実感を子ども達が持つこと」を保育園での大切なこだわりとして実践していきます。
代表理事 岩本 てるみ
大人によって愛され、
守られ大切にされている実感を子ども達が持つこと
この為に大切にしていることを紹介します。
食べること
栄養の塊である玄米を食し、いりこ・あじこ・鰹節・昆布等を粉にし、だしをとり無添加の味噌で味付けをした味噌汁、野菜をたっぷり使った煮物・酢の物・漬物梅干し・らっきょう等で和食の本物の味を食することで、食を通して子どもは温かい心(感謝・思いやり・自分で考える)を培うと考えています。
体力をつくること
地球温暖化が急速に進み、気温30度を超える日が多くなり熱中症で倒れる人が多くなる中、子どもが生きていくためには体力は必要不可欠で幼児期からの基礎体力が必要と考え、体操とランニングに加え専門家による体育指導で体力強化を図ります。
知力の環境を作ること
音楽や英語が聞こえてくる環境をつくり、この時期にしか発達しないとされる聴覚能力を引き出し音楽や英語を楽しみます。
特に英語はグローバル化が進むこの社会に必要と考え大事なこの時期にアメリカの人講師の発音を楽しく聞くことで正しい発音や単語を経験します。
日本の文化を知ること
「静」の日本文化を茶道(小笠原流煎茶)によって体験することで日本の古式文化を知り、ゆたかな心を感じます。
異年齢児保育
異年齢児保育を取り入れ、子ども同士の人間関係をより深く感じ取り将来の生きる力を育み合います。
先生達の人間的な成長
先生達は子ども達に寄り添う一番の環境です。
セミナーや様々な園見学、園内研修はもちろん、人間形成に役立つ本の貸し出しなど、先生達が人間的にも、専門家としても成長できるような環境を大切にしています。
地域との交流
昔は、近くのおじちゃんおばちゃんが、子どもを見れば「~ちゃんだね」と会話が生まれる環境でしたが今はそういったことがなくなってきてしまいました。その環境をもう一度作り上げていきたいんです。
地域の方々から頼られ愛される家庭のような保育園を目指し、職員一丸となって研鑽していきたいと思っています。
また、0歳の赤ちゃんからの教育機関として地域の発展のための役割を果たしていきたいと思いますので、皆さまどうぞよろしくお願い致します。